index

2008のジャガイモの作付けと生育状況

更新 2008年5月30日

ジャガイモの作付け状況

 5月10日に上畑東の畝の植付け状況の確認を行なった。
 ここの畑には42メータから40メータの畝が26本あり、今年は、ここにジャガイモとスイートコーンを植えている。

 植付け日
 キタアカリ 4/24、メークイン 4/27、イータテベーク、インカ4/28、自家用4/28


種類 使用畝数 植え穴数 調査日:5月26日
最終発芽数 発芽率
キタアカリ 1番畝から6番畝の全部、7番畝の31穴まで 535 381 71%
メークイン 7番畝の32穴から最後まで、8番畝から12畝全部と、13番畝19穴まで 492 296 60%
イータテベーク 13番畝22穴から、14番畝21穴まで(種芋生産用) 84 17 20%
インカノヒトミ 14番畝24穴から44穴まで(試験栽培) 21 0 0%
インカノメザメ 14番畝47穴から66穴まで(試験栽培) 20 0 0%
スイートコーン 15番畝から20番畝まで 1668
(一畝278)
- -
キタアカリ-2 21番畝から22番畝の4/5程度まで 約73 - -
メークイン-2 22番畝4/5程度から26番畝全部 約168 - -

 一畝42メータで、05メータ間隔で84植付け穴がある。
 下側の畝は、地形の関係で42メータ取れないところもある。
 キタアカリ-2とメークイン-2は自家用で、昨年の残渣から芽が出たものも、この畝の欠株部分や株間に追加で定植しているため、当初より数が大幅に増えている。

ジャガイモの発芽数

畝番号 種類 植付け数 調査日:5/14 調査日:5/15 調査日:5/16 調査日:5/17 調査日:5/26
発芽数 発芽率 発芽数 発芽率 発芽数 発芽率 発芽数 発芽率 発芽数 発芽率
1 キタアカリ 84 4 5% 12 14% 35 42% 69 82%
2 キタアカリ 84 0 0% 1 1% 10 12% 17 20% 60 71%
3 キタアカリ 84 13 16% 19 23% 32 38% 44 52% 65 77%
4 キタアカリ 84 16 19% 20 24% 32 38% 40 48% 61 73%
5 キタアカリ 84 1 1% 4 5% 11 13% 19 23% 48 57%
6 キタアカリ 84 5 6% 6 7% 14 17% 29 35% 53 63%
7-1 キタアカリ 31 4 13% 19 23% 13 42% 19 61% 25 81%
7-2 メークイン 53 6 11% 12 23% 21 40% 27 51%
8 メークイン 84 13 16% 18 21% 26 31% 32 38% 49 58%
9 メークイン 84 6 7% 14 17% 21 25% 31 37% 48 57%
10 メークイン 84 5 6% 9 11% 22 26% 31 37% 56 67%
11 メークイン 84 2 2% 4 5% 7 8% 11 13% 45 54%
12 メークイン 84 5 6% 11 13% 25 30% 57 68%
13-1 メークイン 19 2 11% 3 16% 8 42% 9 47% 14 74%
13-2 イータテベーク 63 0 0% 1 2% 1 3 5% 7 11%
14-1 イータテベーク 21 0 0% 4 19% 6 29% 10 48%
14-2 インカノヒトミ 21 0 0%
14-3 インカノヨアケ 20 0 0%
21 キタアカリ-2 約73 7 15% 20 41% 28 58% 55 75% - -
22-1 4 10 14
22-2 メークイン-2 約168 1 45% 2 55% 2 64% 142 85% - -
23 3 8 11
24 13 13 17
25 14 16 20
26 44 54 57

考察

個別
 26番畝の発芽率が高いのは、2つ理由が考えられる。
1.種芋がこぶりだったので、切らずにそのまま植え付けたため、切り口からの水分の蒸発が無かった。
2.下の畝ほど黒土で、表面が黒くなっているため、熱を吸収しやすく、上部の畝に比べると地温が少し高かった。

全体
 今年のジャガイモは、全体的に発芽が安定していない。
 昨年は90%以上発芽したのに比べると格段の差がある。
 その原因は、下記が考えられる。
 1.種芋を植え付けてから、地温が13度以下が約2週間以上続いた。
 2.種芋の質が悪かった。
   発芽したものを見ると、最初から葉がちじれているものも多い。
   種芋も、例年は無いのだが、数個腐っていた。
   だんだん年を追うごとに種芋の質が悪くなっているように感じられる。
 3.日光育芽に失敗した
  あまり長期間日光に当て、水分が抜けてしまった。
  今思えば、あえて日光育芽する必要性は無かったように思う。
  来年度は、通常の方法に戻したい。

 イータテベークの発芽率が悪いのは、種芋がこぶりだったのにもかかわらず、分割して植え付けたためで、来年はこぶりであれば、そのまま植付けるとこにする。

 インカのXXXは、まったく発芽してこなかった。
 種芋がそのものが悪かったのか、管理が悪かったか、天候が悪かったかは定かではないが、一つも発芽しないのは、種芋が悪かったのかもしれない。

 尚、ご近所さんの話では、4月の後半に種芋を植えたのはOKで、5月にはいってから植えた人は、私と同様発芽率や生育状況が思わしくないとのことであった。 


index ページトップ
copyright (c) 2004-2008 AyukawaFarm all rights reserved