矢岳山麓丸抜き蕎麦(蕎麦米)

「2008年夏蕎麦」

 丸抜き蕎麦は、蕎麦の実から外側の黒い皮を取り除いたもので、さらにこれを製粉すると黒皮がまったく入らない蕎麦粉になります。このまま調理したり、ご自分で製粉する場合などに使用できます。
 蕎麦には様々な健康に良い成分が含まれていると言われています。そのため、食べてみたいが蕎麦打ちまではという方には、この丸抜き蕎麦は簡単に調理することが出来ますので、お勧めです。

 調理方法-1は、水で洗い、お米と混ぜ一緒に炊くもので、水加減はその合わさった量に対して、お米のみの場合と同じにします。お好みにもよりますが、始めは、約一割程度が適当かと思います。あまり違和感が無い口当たりで、始めはプチプチとしてその後はもっちりとした不思議な食感が楽しめます。

 その2は、蕎麦茶にします。
 この作り方も簡単で、油気の無い空煎りできるフライパンや鍋などに、適量の丸抜き蕎麦を入れ、火にかけ、焦がさないようにゆっくりと炒り、芳ばしい香りがたち、全体が茶褐色になってきたところで火からおろします。焙煎したてを煎じることができるので、香り高いそば茶が楽しめます。
 焼酎をたしなまれる方は、甲類の焼酎をこの蕎麦茶で割ると、蕎麦焼酎風味でおいしくいただけます。
 焙煎の仕方で、味が多少変わりますので、お試しください。
 煮出してお茶を楽しまれた場合は、そのお茶がらは、柔らかくなっているので、そのまま食べられ、余すところがありません。

 製粉する場合は、少量(1〜2人分程度)であれば、コーヒーミル、電動ミル等を利用する実用的な方法が「インターネット」上に掲載されていますので、「蕎麦 製粉 ミル」等で検索してご覧ください。本格的には石臼で製粉する方法もあります。

 「矢岳山麓丸抜き蕎麦」は農薬や化学肥料を使用していない矢岳山東山麓の標高450mの畑で栽培した蕎麦ですので、調理しても、粉にしても、安心な混じりけの無い蕎麦が楽しめます。