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田舎暮らし日記

2009年1月8日(木)


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生活

今日の支障木の取り除き作業はK地区の移住者の住んでいる辺の道路を行なった

数日前から、小宮についで移住者の多いK地区を通る村道にこの作業は進んでいる。
 今日は、その移住者のお宅が3軒かたまっている所であった。
 その真中がS氏宅で、S氏宅までは時々来た事があるが、その先にいった事が無かったが、そこにも移住者の方がいて、今回初めて3世帯のお宅全部を見ることが出来た。

進入ロから見たS氏宅
上記より少し手前から見たS氏宅

噂話で、この道路沿いに豚舎を計画していたとの事

休憩時間中の噂話で、この地区の住民の一人が、場所はまだ決まっていないが豚の飼育所を建設したいと行政区に申し入れし、昨年の暮れ、行政区臨時総会でほとんどの人の反対を受けた事件があったが、その建設予定地が、移住者3軒目のすぐ上の場所との事であった。
 私には詳しい情報が無いため、真偽の程は、わからないが、若しそれが本当だとすると、もっと山奥に作るのかと思っていため、こんな人家に近いところで、しかも移住者の目と鼻の先に作るのかと、大変驚いてしまった。
 勝手なようだが、移住者が場所を探すとき、当然公害があるようなところは初めから避ける。わざわざ、豚舎などのような畜舎の近くに移住してくる人はまずいない。しかし、後から作られるとどうしょうもない。
 ここの移住者の方はまだ二地域居住で、時々しかここにはこないようなので、建築予定者からこの計画について説明を受けていたのか疑問が残る。
 計画自体は、行政区の絶対多数の反対にあっているが、その後あきらめたとか、場所をもっと山奥にするとか聞いていないので、その後の推移も注目する必要がある。

 しかし、県や村は移住者を募集するとか、二地域居住を推進するとか言っているが、大枚をはたいて土地を購入し、家まで建てて、このありさまでは、安心して移住などは出来るわけは無いと思う。
 もう少しこのような問題に対して、行政は対策を立てておく必要があるのでは。例えば、このような用途(移住者受け入れ、二地域居住推進)の地域には、風致地区、環境保全地域や水資源管理地域などの指定を行い、公害の発生が懸念される畜舎、産廃施設、最終処分場などの建築は許可制にするとかの歯止めが必要と思う。
 そして、出来るのであれば、村全体をそのように指定し、安心して移住などが出来る地というのを売りにしても良いのではないか。

 私の住んでいる小宮の8班の原野か畑の後地に、大規模な牛の飼育舎が突然出来たことがある。
 住んでいる住民、特に必要な近隣にもまったく説明が無いまま、造成工事し、何が出来るかと思っているとあれよあれよという間に畜舎を建ててしまい、抗議したところ、法に触れていないの一点張りとの事で、いかんともしがたい事件もあった。
 臭いや蝿等の被害が発生しているが、抗議しても暖簾に腕押し状態だとも聴いている。

 畜舎の公害問題は、この村には他に新聞ねたにもなった所を含めて数箇所あるようで、一握りの人でも周りの迷惑を顧みないと思われる人がいることは、までいの心を大切にする村としては、大変残念なことである。
 少し山奥に入ると、人に迷惑をかけないで出来る場所が沢山あるにもかかわらず(土地代はかなり安く、畜舎建設に占める土地のコストは大変低いはず)、人に迷惑をかけるリスクを犯してまでもどうして人家の近く、集落の近くで行なうのか理解に苦しむ。


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