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日記・2008年8月

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8月1日(金)

天候

 曇り、20時過ぎから濃霧 9時現在 22.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.4度/19.0度

今日の写真

 南西側

暮らし

川俣に買い物に行く

 日曜日にこの班の家内や女性群でお菓子やパンの講習会を行なうため、その準備に川俣に買い物に行く。
 ついでに、防獣網やそれを留めるマルチ抑え、電撃殺虫器等を購入した。

農業

夕方から防獣網の設置を行なった

 畑の上側(北側)の東に、草刈後、以前使用していて1.5メータの防獣網(ネット)を取り付けた。
 ここは、西側もまだ設置していないが、時間切れで出来なかった。
 今日購入した防獣網は、スイートコーンの部分だけ二重にするために購入してきた。
 この網は、コーンの畝の周りにロータリーを掛けた後、設置する予定である。
 東側のネツト
 右側はまだ設置できていない。

8月2日(土)

天候

 曇り 6時15分現在 22.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 26.9度/22.0度

今日の写真

 6時31分 バルコニーからの南南西
 ムクゲと熊蜂
 シロバナムクゲ
 2週間ぐらい前からぽつぽつ咲き出して、今5分程度の咲き加減か。
 このムクゲは秋田で実から育てて、移住するとき持ってきたもので、6年程度なる。
 家の前に仮定植しているが、ずいぶん大きくなり、ここから畑が見えなくなっているため、そろそろどこかに移さないといけないのだが・・・・・・。

農業

防獣網の設置がほぼ完了した

 今日もスイートコーンの畑には狸が出たようだ。
 定かではないが、ネットが空いている部分から入ったようで、スイートコーンはその端に一番近いところをやられていた。
 このまだだった部分は家の近くだったので、ここまでは来ないだろうと思っていたが、意外と家の近くに平気で現れるようだ。
 これでは、完全に囲わないと被害を防げないようなので、未取り付け部分の上の西側に1.5メーターの防獣網50メータを一日がかりで取り付けた。
 今日福島市での講演会に出席しないかとのお誘いを受けていたが、それどころではなく、この作業が優先順位一位で、残念ながらお断りした。
 これで、上畑の中央部分を一周でき、棒獣網の延長は250メーターになった。

 取り付け部分を前に草刈していたが、又刈らないといけないぐらい伸びていたため、刈り払い機で払ってから、ネットを取り付けた。
 このネットは、一昨年から使用しているが、裾の部分を刈り払いするとき、誤ってかなり切ったもので、取り付けるとき上下を反対にして取り付けた。
 裾のネットを通っている紐がきつく留められるようになっていないと上手く裾が地面と止まらないので、紐が出来るだけつながっているほうを下にする必要がある。
 上の部分は、かなり紐が無かったので、針金を柱間に通し、これにネットをぶら下げるようにした。
 南側
 東側
 上(北)側の東
 上(北)側の西

スイートコーンの草刈を行なった

 ネットの下を刈り払いしたついでに、気になっていたスイートコーンの周りや畝間の伸びた草を刈り取った。
 畝間を刈り取ったとき、ずいぶん注意して行なったが、間違ってスイートコーンを数本切ってしまった。

 畝の周りの刈り取り前
 刈り取り後
畝間の刈り取り前
 畝間の刈り取り後

ジャガイモを出荷した

 自然食品の店にキタアカリを20キロを出荷した。
 ジャガイモの選別作業をしたが、今年のジャガイモは昨年と比べて肌がずいぶん悪くなっていて、選別には苦労したし時間も掛かった。
 ただ幸いなことに味はまだ変わったように感じられない。
 それでも、地元の人の話だと、私の芋はまだきれいだとの事であったが。
 同じ作物を輪作はしているが、同じ一連の畑で長年作っていると、どうしても病気や害虫が集まってきてしまうようだ。
 ビギナーズラックとはよく言ったもので、初めての作物は、それようの害虫は少なくて、病原菌もそんなに多くないため上手くいく。
 ジャガイモがそうで、始めの収穫物の肌はつるつるで、ここら辺では見たことが無いと言われていたものだ。
 これからが正念場で、対策の一つとして作物の残渣は出来るだけ、貰ってきた肥料袋に詰めて、畑から撤去することにしているが、この暑さで腐ってしまい、強烈な匂いがするのが悩みの種である。

8月3日(日)

天候

 晴れ 7時10分現在 24.7度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 30.4度/22.0度

今日の写真

 7時11分 バルコニーからの南南西
 南西方向
 この3枚の写真で、防獣網が畑中央部を囲んでいるのが判ると思う。
 右アマランサスと左キビ
 アマランサスは葉、茎などの色が特徴的なので雑草とわりとく別しやすいが、キビは、雑草のアワなどに葉が良く似ているので、草取りするとき、ずいぶんキビを抜いてしまったようで、そのため今は放置している。

生活

盆道草刈に出た

 盆道草刈といって、墓所から自分たちの屋敷までの道の両側の草をお盆前に刈るのがここの風習のようで、今年も、今日行なわれた。
 朝4時過ぎに起き、準備をして集合場所に集まり5時から作業をして、7時前に終わった。
 昨日20時、暗くて手元が良く見えない時間まで、ネット張りしていたため、夕食が遅くなってしまい、24時過ぎに寝て、4時間には起きたので、大変疲れてしまった。
 遅くまでの外での作業は、ここ数日づいていたので、大変こたえる。

直売所のイベントにジャガイモを提供

 直売所でイベントがあり、それに提供するジャガイモと納品するジャガイモを持って行った。
 始めはスイートコーンを出してほしいと言う要望であったが、丁度1回目の植付けの収穫が全部終わり、2回目の植付けがまだ収穫できない端境期に入ってしまい、残念ながらそれにはお答えできなかった。
 植付けは1週間程度の間隔がこの品種には適当で、これ以上空くと、今回のように端境期が出来てしまうようだ。
 提供できなかったため、炭火焼もあるとの事なので、キタアカリを少々サンプルとして持っていった。

この班の女性達によるパンの講習会が開かれた

この班の女性たちによる前回の温泉旅行の中で、お菓子やパンの講習会を行ないたいと言う要望があり、家内が講師となってコミセンで行なわれた。
 娘がまだ滞在している予定だったので、本来講師は娘がやることになっていたが、急遽用事があるということで帰ってしまい、娘と相談しながら家内がやることになったものである。
 第一回目は、おやつに、弁当に良いハムマヨとウインナーパンで、我家のオーブンとこねるための餅つき機、Y氏宅のオーブンなどをコミセンに持ち込み、皆さん集まってわいわいがやがや楽しかったとの事であった。
 二回目は10月との事。
 私は運搬係りで、設置して車をそこにおいて、歩いて帰れとのご命令で、暑い中、とぼとぼと帰ってきて、農作業をしていた。

農業

ジャガイモを収穫した

 そろそろ、抑制栽培のスイートコーンを植え付けないといけないので、その作付け地のジャガイモを今年一番の暑さの中ほとんど収穫した。
 主にメークインを植え付けていたところで、ここは、肥料を入れていないため、小芋が多かった。
 今のところ、収量は同じ茎数や葉の量から考えると、キタアカリのほうがメークインに比べて多いようだ。
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8月4日(月)

天候

 曇りのち雷を伴う雨、午後晴れ、夕方から又雨 6時30分現在 25.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 32.4度/24.5度
 昨日は、今年一番暑い日であった。

今日の写真

 6時30分 バルコニーからの南南西

農業

蕎麦の刈り取りを頼んだ

 この行政区の人に、汎用コンバインによる刈り取りを依頼した。日程は後日連絡するとの事であった。
 乾燥もお願いした。ただし、乾燥方法については、始め強制送風のみで、その後、温風による乾燥で、水分含有量を17%程度と話したら、この村の製粉所では、15%以下でないと製粉できないと言われたとの事で、後日、水分含有量については確認することにした。

蕎麦の新品種「会津の香り」の種を頼んだ

 以前農業普及所に聞いた話では、来年度からこの種は入手できるとの事であったが、もう春蒔きの種は予約できるようで、8キロばかりH氏に予約した。

スイートコーンのマルチを取り除いた

 もっと早くマルチを撤去しないといけないのだが、防獣網の設置やジャガイモの収穫で手が回らず、やっと、今日、雨の合間に三畝あるうち二畝のマルチを撤去できた。
 スイートコーンが大きく育っているので、そのまま引き抜きできなくて、植え穴一つ一つからマルチを切り取って撤去するため、大変な手間が掛かった。
 明日も雨が降らないと、残りの一畝のマルチを撤去後、醗酵鶏糞の追肥を行なう予定。

防獣網(ネット)の上部に張っていた針金が切られていた

 一部の杭と杭の間の上部の紐の張り方が足りず、少し下にたれているので、この杭間に0.9ミリの針金をピーンと張り、これにネットを留めてあまりたるまないようにしていたが、今日、この針金が切られていた。
 食い切り等で切ったような切断面で、多分狸が切ったのだろう。
 針金も食い千切る位の強い歯を持っているとは、驚きである。

 この部分の針金を三重にして、且つ、切られた部分にはグラスファイバーの捧を突っ込んでおいた。
 多分、明日も出てくると思われるので、どんな方法で侵入するか、人間との知恵比べみたいで、ある意味、楽しみである。

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8月5日(火)

天候

 曇りのち雨、午後曇り 6時30分現在 25.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 29.5度/23.0度
 朝方濃霧

今日の写真

 6時57分 バルコニーからの南南西
 良い香りのする木の花
 畑仕事をしていると、風の加減で、この花の匂いがする時があり、すがすがしい気持ちになる。
 この木の名前を以前から調べようとは思っているのだが、いまだ調べていない。

農業

下畑の蕎麦畑の周りの草刈をした

 午前中雨だったので午後から、汎用コンバインによる刈り取りのため、邪魔になる畑の周りの雑草を刈り払い機で出来るだけ取り除いた。
 6月までは、時々草取りなど手入れをしていたが、その後忙しくて、こちらまで手が回らなくなり、放置していたら、盛大に雑草が繁茂していた。
 たった1ヶ月で1.5メーターにも成長するとは、さすが雑草である。

 ついでに、敷地内の道路の脇の草刈も行なった。

防獣網(ネット)の穴をふさいだ

 今日も狸に入られていた。
 昨日補強したところから入った形跡は無いので、別の場所から入ったか調べたが、判らなかった。
 まだ、道路わきなどの所ところに穴があるので、これを全部ふさいた。穴がもう無いので、次に穴があいているとそこから入り込んだことになる。
 狸も結構厄介な動物である。
 スイートコーンの周りにもネットを張り、二重にする予定にしているが、これでも入るのであれば、そのうち、寝ずの番して侵入方法を調べないといけないだろう。 

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8月6日(水)

天候

 曇り 7時現在 23.4度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.6度/22.5度

今日の写真

 ほぼ出来上がったお隣の家とドックラン
 先日の大雨で流された道路
 脇を車が通れるのを幸いに、補修工事を忙しくてまだしていない。
 金ゴマの花
 雑草にうずもれたが、かろうじて数本生き残り、花を咲かせていた。

農業

下畑と上東畑の蕎麦を刈り取った

 朝、今日刈り取りに行くとの連絡があり、9時過ぎ、下りていくとすでに汎用コンバインが到着して台車から降ろされていた。
 早速刈り取りが始まった。
 下畑は以前堆肥がたっぷり入っていたようで、蕎麦も分けつが盛んで、粒も大きい。
 3反歩程度からコンバインの袋で3.5俵取れた。昨年の秋蕎麦よりも取れたようだ。
 コンバインで刈ると太い茎などがたっぷり入っているので、乾燥させてトミで異物を飛ばして取り除いた後の量で無いと、正確に比較は出来ない。

 ビニールハウスCにシートを敷いて、早速コンバインの袋をシート上に広げて、扇風機で風を当てて、コンバインの胴での摩擦などで温まっている蕎麦を冷ました。
 広げると、一緒に取り込まれた虫やかえるなどがいっせいにざわざわと動き出し、なれていないとギョッとする。
 虫の中には様々なカメムシやニジュウヤテントウムトもいるので、ピンセットで摘まみ、匂いがあまりしないようにビニールの袋に入れて取り除く。
 
 上東畑も雑草がすごいが、汎用コンバインで刈り取ってもらった。約一反歩で1.5袋取れた。
 これも同様、広げて異物を取り除き乾燥させる。
 雑草が多いときの刈りかたを今回のオペレータの方はわかっているようで、時間は掛かったが、あまり詰まることも無くスムーズに刈り取っていた。

 夏蕎麦は刈り取り時期の判定が難しく、特に今年のような気候だとだらだらと実が黒くなるも花もまだ結構咲いている状態であつたが、遅くなると秋蕎麦が蒔けないので、この時期に刈り入れすることに決めた。

 今回、コンバインのオペレータなどに言われたことだが、ロータリーを掛ける時、畝立て出来るように爪の配列換えているが、それをそのままで、蕎麦畑もうなっていたのを、通常のつめの配列でうなってほしいとの事であった。
 この状態だと、畝を越えるとき、コンバインが大きく上下して畝に直角に刈り取り出来ないので時間が掛かるし、コンバインのキャタピラも外れやすいとであった。
 秋蕎麦からは、蕎麦用は爪の配列を変えるか、転圧して平らにするか、いずれにしてもでこぼこできないようにしたい。

 その秋蕎麦は、早速種蒔きしてロータリーを掛けないと時期的に霜に会う確率が高くなる。
 明日以降この作業もしないといけない。
 これ以外のこれからの農作業は、カボチャの追肥、スイートコーンの残っている一畝のマルチの撤去と追肥、抑制栽培のスイートコーン用の畝立てと堆肥入れ、種蒔き等である。
 これらの作業が出来るかどうかは天候如何で、今年のように雨続きだと時期的にずいぶんずれ込んでしまう。
 刈り取り風景
 今年は、オペレーターと補助員の2名構成により、雑草も大変多かったが、丁寧に「までいに」刈ってもらった。
 汎用コンバインが途中で止まり、調べたら、ベルトが切れていた
 そんなに古いベルトではなかったが、負荷が掛かるのかはがれていた。
 修理するときコンバインの駆動部をあけていたが、動力の伝達はすべてベルトで行なっているようで、ハーベスタと同じしくみで、意外な感じがした。
 上東畑の刈り取り風景
 上東畑の蕎麦畑
 所々、この程度の雑草が繁茂している所があり、どこに蕎麦があるか良く見ないとわからないくらいである。
 下畑の刈り取った蕎麦を広げて乾燥する
 乾燥は頼もうと思っていたら、量が少なすぎて乾燥機を動かせないとの事で、急遽乾燥場所を作ったもので、私用の家庭用扇風機を流用したため、別のものを購入するまで、しばらく暑い思いをしないといけない。
 
 上東畑の刈り取った蕎麦

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8月7日(木)

天候

 晴れ 6時40分現在 23.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 28.6度/23.0度

今日の写真

 6時40分 バルコニーからの南南西
 蕎麦刈り後の下畑
 刈り取られた畑の向こう側の繁茂している枝葉はタラノ木
 下畑の入り口越しに見た矢岳山
 紫色の花が咲いているギボシ

農業

下畑と上東畑の蕎麦を刈った後の残渣を畑に広げる作業をした

 汎用コンバインで蕎麦を刈ると、根元から切ってそれを取り込んで、蕎麦の実だけを選別して袋に入れて、蕎麦の葉や茎、雑草は外に放り出す仕組みである。
 この放り出された残渣が塊となって畑のあっちこっちにあるので、これを畑の中に散らした。
 その理由は、そのままだとロータリーを掛けたとき邪魔になるのと、この中にも選別し切れなかった蕎麦の実が混じっているので、その場所で集中的に芽を出す事を防ぐためと、この残渣は肥料にもなるためである。
 大変暑い中の力作業だったので、水分補給しながら木陰で休み休み行なったため、午前中いっぱい掛かった。

下畑の蕎麦を刈った後に猪が出た

 一部にジャガイモ(メークイン)を以前植えていて、猪にやられてから放置していたら、毎年ジャガイモがかってに成育し芋がつく。
 刈り取った後の放置ジャガイモを猪が掘り起こして食べていた。
 昨日刈ったばかりの所に、しかも、ジャガイモの茎が枯れて、地表にはほとんど目印が無いにもかかわらず、的確に掘って食べていたのには感心した。
 その掘った後を私もスコップで掘り返して、バケツいっぱい程度のジャガイモを収穫した。
 猪が掘っていなければ、ジャガイモの場所は判らなかったので、被害はあったが、掘る場所の目印をつけていったことは、猪もたまには役に立つかな?。

 ここは、刈り取り前は蕎麦が繁茂していた場所
 食害状況
 猪はメークインは食わないと地元の人から言われていたが、以前も、今回も食べられていた。
 今年、上畑にメークインとキタアカリを植えていたのに猪が出たが、このときはメークインは鼻であしらった程度で、キタアカリを掘って食べていた。
 その後、上畑はネットで囲ったため、入れず、したがって食べる物が無いので、メークインでも食べるようだ。

上畑東のジャガイモを植えていた畝にロータリーを掛けた

 抑制栽培のスイートコーンを蒔くために、うなった。
 時期的に少し遅くなってしまったので、今年は試験的に3畝程度作ってみようと思っている。

 しばらくうなっていなかったので勘が鈍っているのと、ロータリーの取り付けが水平ではなく左側が高くなっている、爪が全部内側を向いている等で、傾斜の下側(右手側)に引っ張られて、上手くロータリーが掛からない。
 ロータリーの取り付けが水平でないのは、ネジで可動可能な取り付け金具が壊れていて、水平を取れないためである。
 修理方法を以前から考えているのだが、なかなか上手い方法が思いつかない。
 

狸いやハクビシンかなの侵入ルートがほぼ判明した

 侵入ルートは囲っている網の南側にスロープになっている部分があり、ここを登っているような足跡があり、多分ここではないか。
 夕方遅く、この部分をスロープではなく、オーバーハング気味に支えなおした。
 今まで狸だと思っていたが、スロープを登って入っているようなので、ハクビシンかもしれない。
 出口は、網に沿ってぐるりと回ると、外側からだと侵入が難しいが内側から外には出れるようなネットの合わせ目があり、これから出たのではないか。
 ここも、内側からも出られないように留めなおした。
 しかし、最終的には、網を切って侵入したり出たりすることは、網がナイロンなどの樹脂製のため可能なので、今のところどうしようもない感じである。 

蕎麦の一部を外のブルーシートに広げて乾燥させた

 乾燥したものを収穫袋に入れて、ビニールハウスCにしまった。
 今日もこの作業が一日の最後で、20時過ぎでいた。
 最近は、仕事終わりの時間が、いつも20時前後で、夕食が終わると21時過ぎてとなっている。
 こんなに時間があっても、予定した作業とは別の緊急の仕事が飛び込み、本来の仕事はちっとも進まない。

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8月8日(金)

天候

 晴れ 6時35分現在 19.2度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 32.9度/18.5度

今日の写真

 狸かハクビシンの食堂と化したスイートコーン畑
 第2回目の植付け部分がもう少しで取りごろである。
 獣に倒され、食いかけのたまだ未成熟の物をそこをへずって食べたら、第一回目の若い物にはあった未成熟臭や食味が無く、成熟したものと同じ匂いや味で、不思議な感じがした。
 多分ここ数日大変天気がよく気温も上がったためかな。

農業

昨日乾燥させた蕎麦をビニールハウスCに吊るしてさらに乾燥させる

 ビニールハウスの横桟にあまり重いものを吊るすと座屈する場合があり、立ての骨に負荷がかるように、数本の骨間に紐を通して、針金で作った上下U字金具を掛けて、それに袋に入っている蕎麦を吊るした。

ハウスの中での乾燥方法を変更した

 ビニールハウスの中に昨日乾燥し切れなかった蕎麦がシートの上に置いていたが、昨日の日中と今日の朝方の温度差が14.4度もあったためか、シートと接している底の部分が結露して、蕎麦が濡れていた。
 慌てて、昨日のブルーシートを広げてこれに、二種類のフルイで大きなゴミと小さいゴミを落とし、これで取れない一番邪魔になる「ワルナスビ」を手選別で出来るだけ取り除いて、広げて乾燥させた。
 しかし、湿気が昨日のものより多いためか、この晴天にもかかわらずシートの下側が湿気を含んでいて、すぐ乾燥する気配が無い。
 そのため、籠にいれて乾かすことにして、ありったけの入れ物をかき集め、それにそばを全部いれて、乾かした。
 この方法が良い様で、きちんと乾燥していた。
 袋に入れるときも、籠からあけるとやりやすい、雨などでもすぐ退避できるなどの利点もある。
 ただ、当然ながら籠を多量に用意する必要がある。

米酢を差薄めて作物に噴霧した

 今年作っていた米酢がまだ残っていたので、それを水で50倍程度に薄めて、噴霧器で、スイートコーン、ジャガイモの一部、家庭菜園の豆類、ナス等々目に付くものにすべて掛けてみた。
 効果があるかは不明であるが、アミノ酸が含まれているので害にはならないだろう。

スイートコーンに追肥と潅水をした

 今日の予定は、抑制栽培のスイートコーンの畝つくりと種蒔きであったが、上記の蕎麦の乾燥作業が午前と午後14時まで割り込んできて、予定の作業が出来ないため、これもやらないといけなかった追肥と潅水を行なった。
 追肥は醗酵鶏糞で、二畝に15キロ二袋を使用した。
 それが終わると、すぐに、一番上のマルチをまだはいでいない畝を除き全部に潅水をした。
 畝の間に入って作業していると、畝間は60センチ程度はあるのだが、葉に体や器具が当たって折れてしまうことが多々あった。
 スイートコーンの畝間は1メータぐらいあってもよいのでは。

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8月9日(土)

天候

 晴れ後曇り 6時24分現在 19.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 32.4度/19.0度

今日の写真

 6時25分 バルコニーからの南南西

生活

K氏が立ち寄った

 しばらくご無沙汰であった移住者仲間のK氏が来てくれた。
 畑やビニールハウスの事でいっとき談笑した。

 以前も書いたと思うが、農業をやる場合、ビニールハウスは必需品で、自分でパーツを購入して立てると、かなり安く出来る。
 そのことは、次の機会に詳しく書いてみたい。

夜かなり気温が下がり寒かった

 いつもは朝方気温が下がるのだが、今日は20時過ぎから気温がずいぶん下がってきたようで、この時期にしては珍しく、長袖を羽織った。
 ここ数日、最低気温が20度をきっている。
 西日本の猛暑などのニュースを見ていると、ここは別世界のようだ。

農業

豆の畝の草取りをした

 7月から忙しく畑に入れなかったつけで、畑中が草だらけになっている。
 かろうじてスイートコーンの畝間は刈り払い機で払ってあったので、背の高い雑草は少なくなっているが、他は2メーター近いものもある。
 別の用事で枝豆用の畝の近くを通ったら、あまりの草に、つい、抜き始めたらきりが無く、一畝やってしまった。
 豆の近くで太い草を無理に抜くと、豆そのものが倒れてしまうので、注意しないといけないのだが、つい抜いてしまい、慌てて土寄せして立ち上がらせている。

スイートコーンの抑制栽培用の畝を作った

 管理機で畝の真中に溝を切って、腐ってきた畑の残渣を入れ、その上に発酵鶏糞を追加した。
 その後、ロータリーの真中の爪6本を抜い物で、うなった。
 明日出来れば、ここに種蒔きする予定。

 畑の残渣を肥料として今回使用
 ジャガイモ、スイートコーン、雑草の腐ったものや発酵している物を入れた。
 足りないところには下の写真の醗酵鶏糞を入れた。
 残渣にも少し醗酵鶏糞を追加している。
 使用した醗酵鶏糞
 価格が安くてよいのだが、臭いがきつく、扱いは厄介である。
 左上に写っているダイダイの袋は化学肥料の袋で、家内の実家(米の専業農家)から空の物を多量にいただいてきて、残渣やゴミを入れるのに大変丈夫なため重宝している。
 畑の写真に時々橙色の袋が写っているが、残渣を入れているこの袋である。
 残渣を入れた後、真中を抜いたロータリーででうなった
 ロータリーの取付金具の上下できるほうのネジがばかになっているため、上手く高さ調節が出来ず、結果的に曲がったりでこぼこになってしまう。

枝豆を収穫

 草取りした畝の枝豆を見たら収穫できるようなので数本取って、晩酌のビールのおつまみにした。
 味は、普通の味噌豆のような味で、ただ茶豆、黒豆のように特においしいと言うものではなかったが、このお盆前の時期としてはなかなか口に入らないし、初物なのでありがたく食べた。

 極早生の枝豆
 名前の通り大変早く取れた。

スイートコーンの第2ロットのものを試食

 数本取って食べてみたが、味はここ数日の好天で甘くてよかったが、粒の色が若干淡く、まだすこし若いようだ。
 収穫時期としては、ここ数日といったところで、子供たちがお盆で帰ってくる時期にどんぴしゃか。

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8月10日(日)

天候

 曇り 6時50分現在 19.5度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.9度/19.4度
 雨の降りそうな天気で、小寒い。

今日の写真

 6時51分 バルコニーからの南南西
 厚い雲が南側から西側に掛かっている。
 いつもなら、このような状況ではやがてここにも雨が降るのだが、昨日も今日もただ曇っているだけだった。
 小豆の大納言の花
 豆の種類によって咲く花は大分異なるのが面白い。

農業

抑制栽培のスイートコーンの種蒔きた

 スイートコーンはオヒサマコーン7と言う品種で、種は、今まで蒔いていたゴールドラッシュに比べて1周り大きい。
 一畝2列で、株と株の間隔は30センチ、列の幅は45センチで蒔いた。
 畝と畝の間隔はその間を歩きやすいように90センチにしたが、考えてみると、2畝しか作らないので、畝間を狭くしても両側の畝の外から作業が出来るので、ここは狭くとも良かった。

 種の袋表
 種の袋裏
 種子
 ゴルドラッシュより1周り粒が大きい
 畝にメジャーテープを這わせて、この目盛りに合わせて種を植えていく
 播種後の畝
 今回は、蒔き時期がずいぶん遅くなってしまったので、テスト的に2畝、4列だけ作った。
 畑の残渣を堆肥の変わりに入れているところもあるので、それがどう影響するか興味深い。

ロータリーの爪の配列を通常の状態に直した

 今まで、畝立てが出来るようにロータリーの爪は全部内側を向くようにセットしていたが、蕎麦の畑にはその耕し方では当然段差が出来てしまうので、コンバインが畝を横に刈り取りする時、大きく上下して刈り取り出来ないと言うことであった。
 爪の方向は、それを止めているボルトのナット側に曲がっている先端が向くように、セットするとよく、そのとき左右対称位置の爪を交換する必要がある。

トラクターのロータリーの留め金具の不良部分を修正した

 後ろからロータリーを見て右側だけにロータリーを上下できるようにネジが切ってあり、このネジがばかになっていて、大きくしたに下がっていて、高さ調節が出来なくなっていた。
 そのため、ロータリーの後ろから見て右側だけ深く爪が土に入り、反対に左側が浅くなっていて、上手く耕すことが出来ずにいた。
 高さ調整する部分を取り外して、上下からネジが入るようになっているので、上を伸ばし、ばかになっているネジ部分がある下のロッドをネジが正常な部分まで縮めて、左側の取付金具と長さをそろえ、再度取り付けたら、今度は大丈夫で、左右の高さがあった。

 このトラクターは、かなり前のもののようで、とっくに修理用の部品は無く、壊れると何かの代用品を当てるか、作るかしない物で、いつも故障しないように、壊れないように冷や冷やしながら使用している。
 ただ、昔のトラクターなので自動系が一切無く、電気系統がエンジン周りだけの非常にシンプルなものなので、めったに故障はしない。
 壊れるのは、ネジ部分や溶接したところがはがれたりで、今のところ自分で修理できている。

上東畑を一にロータリーを掛けた

 蕎麦を刈った後の畑は、残っている蕎麦や雑草の茎やコンバインが走った後などがそのまま残っていて、この状態では秋蕎麦は播けない。
 そのため、ろーたりーを掛けた。
 時間切れで全部できなかったが、この作業も下畑も含めて早急にやらないといけない事の一つである。

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8月11日(月)

天候

 曇り 6時現在 20.6度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 23.9度/19.5度
 昨日と同様雨の降りそうな天気であるが、まだ降っていない。

生活

娘と息子が里帰りするので、迎えに行く

 娘と孫が里帰りするのと息子が里帰りする日を合わせて、帰ってくるということで、荷物などを持ってもらえるので娘も助かるようだ。
 合流してから、買い物などをして、夕方帰ってきた。
 飯舘村に向かうにつれて気温が下がり、家に着いたら涼しくてほっとする。 

農業

上東畑にロータリーを掛けた

 大分土が固くなっていて、馬力の無いうちのトラクターではギアを低速にしないと、耕せない。
 迎えに行くまでの時間、少し耕した。

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8月12日(火)

天候

 曇り 12時現在 25.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 26.9度/20.5度
 朝方今日も曇っていて、向かいの山などは雲にすっぽりと覆われているがまだ雨は降らない不思議な天気である。

生活

夕方バーベキューをした

 明日息子が帰るとの事で、夕食代わりにバーベキューをした。
 空模様が怪しいので、焚き火で炭を熾し、七輪にその炭を入れて、タープの下で行なった。
 久しぶりの家族でのバーベキューで盛り上がった。

農業

上東畑と下畑をうなった

 朝食までの時間、上東畑をうなった。
 その後、まだ少し残っている部分にロータリーを掛けた。
 数日前にこの畑の端2列をうなっていたが、ここからもう蕎麦が芽を出している。

 続いて、下畑の蕎麦の後を3列ばかりうなった。 

ジャガイモを収穫した

 息子と一緒にジャガイモを収穫した。
 今回掘っているところは、肥料けがあまり無いところのため、芋の数は少ない。
 しかし、不思議なことに、去年の落穂から発芽したここの蕎麦の茎は太いし、分けつや花の数も大変多い。
 蕎麦には肥料の程度があるのかもしれない。

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8月13日(水)

天候

 曇り 7時8分現在 22.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 26.9度/22.0度
 相変わらずの曇り日で午後ほんの少し日が射しただけであった。

生活

息子を家内が送っていった

 送りついでに買い物をしてくるため、娘も同行した。
 私は、下畑にロータリーを掛けてしまわないと、秋蕎麦の準備が出来ないので、残った。

農業

下畑をうなった

 昨日の残り全部にロータリーを掛けた。
 お盆なので、あまり派手に音を出さないようにトラクターの回転数を少し落として掛けた。
 これで落ちこぼれた実から発芽しても生育はある程度そろうだろう。 

下畑のうなった後に又猪が来ていた

 刈り取ったその夜に猪が出ていたが、昨日ロータリーを掛けたら、又その夜に猪がジャガイモの堀り残した所を漁っていた。
 猪は多分土を掻き回す匂いに敏感なのかもしれないが、近くで人間の行動を監視していかのようで、少し不気味である。

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8月14日(木)

天候

 曇り後雨、夕方から曇り 8時31分 現在 24.1度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 28.4度/22.2度
 多少まとまった雨が降ったが、少し経ったら降り止んだ。

生活

盆踊りに参加

 毎年この地区の盆踊りがコミセンの広場で行なわれ、昨年から参加していている。
 家内と娘と孫を連れて少し遅れて参加した。
 昨年も思ったが、この地区でこんなに子供や若い人を見るのは、この機会だけではないか。
 最後に抽選会があり、昨年は5等に当たったが、今回は空クジで参加賞のトイレットペーパーやお土産の花火を貰って帰ったきた。

農業

蕎麦を収穫箱に入れる

 上東畑の蕎麦をビニールハウスのシートに広げて乾かしていたが、それを籠に入れた。
 シートでの乾燥は始めにはよいが、きちんと乾かないので、収穫籠に移してゴミを取り除き後、収穫用の網に入れ吊るして乾燥させる。
 粉に引くためには、水分含有率を製粉機によって異なるが、17%〜15%にする必要がある。 

スイートコーンの第2ロット部分の半分ぐらいを収穫をした

 50本程度収穫して、良品は18本で、出荷用にする予定。
 虫が入ったりしたものは、虫の所を取り除き、湯でてご近所に差し上げた。
 今年のスイートコーンは初めての品種だったため、取り頃が良くわからず、以前と同じ感覚で収穫すると少し遅いようだ。
 前にも書いたが、この品種はある程度若くても普通に食べられるので、少し若いくらいで取るのが良い様だ。

スイートコーンに狸かハクビシンが出た

 数本スイートコーンが押し倒されていたので、畑の周りを点検したら、防獣網の1メーターぐらいの高さの所を食いちぎって穴を開けられていて、そこから足跡が畑に続いていた。
 網を登れないように改修した後侵入されて形跡が無かったのでこれでOKかなと思っていたら、考えが甘かった。
 この網はポリプロピレンかナイロン製なので簡単に噛み切られる。金網でもだめで、鉄柵にでもしないといけないようだが、この網に比べるとかなりの出費になるので、どうしたものか思案中である。

 夕方、グラスファイバーの棒を噛み切られた網の穴の修復や網のそのくらいの高さに数本横に刺した。
 地面にも、この捧を数本歩く邪魔になるように両端を土や網に留めて真中を少し高くして設置した。

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8月15日(金)

天候

 曇り 5時40分 現在 23.1度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 27.9度/22.5度

農業

6月に種蒔きしたこの夏最後のスイートコーンのマルチを取った

 マルチはもう少し前に取らないといけなかったが、色々な作業が天候状況により遅れて来た影響で、この作業もずれて、今日になってしまった。 から上東畑の蕎麦をビニールハウスのシートに広げて乾かしていたが、それを籠に入れた。
 この後、ここに追肥のため醗酵鶏糞を撒く必要があるが、次の急ぎの作業があるため、今日は出来ない。

10日に種蒔きした抑制栽培のスイートコーンが発芽していた

 揃って発芽していて、発芽率はかなり高いようで欠株が少ない。

ジャガイモの収穫

 キタアカリの小芋は加工する業者にほしいと言われて少し前から出荷しているが、その加工品の売れ行きが大変よく、すぐに出荷分がなくなるとの事。
 元々小芋はそれを作る目的で育てているわけではないので、通常のジャガイモの数%程しか取れない。
 それをかき集めて出荷したので、在庫はもうほとんど無くなってしまい、しかも、明日から天候が悪化するとの予報もあり、予定を変更して急遽ジャガイモ掘を行なった。
 始めは、雑草を取りながら芋堀をしていたため、ずいぶん時間が掛かり、午後一畝程度しか処理できなかった。
 今年のジャガイモは畝に元肥をまったく施してないが、追肥として醗酵鶏糞を株と株の間に埋めているので、この畝あたりから芋が大きくなっていて小芋はほとんど出なかった。
 それでも2キロになったので、明日にでも届けることにした。
た。 

今年のジャガイモの状況

 昨年は7月初めの大雨とその後の高温続きで、葉が腐ってしまい、それが芋にも移り、畑の中で半分ぐらい腐った。
 このときは、畝に牛堆肥の半生を元肥として入れていた。
 腐った原因は、雨もあったと思うが、この未完熟堆肥も大きいだろうとの反省から元肥無しで植えてみた。
 今年は、日光浴発芽のやり過ぎの失敗があり、植え付けてからの発芽が大変悪かったのだが、結果的には、育った株の芋は大きいものも多く、数も多かった。

 このジャガイモを植えた上畑は、以前の持ち主が畜産をやっていた関係で堆肥を入れていたが、上のほうはまったく無く、一番下が一番多いと言う変則的な堆肥の播き方をしたようで、土地は上から下(北から南)に向かって肥沃になっている。
 ちなみにこの関係は下畑でもほぼ同じで、上から下に向かって堆肥の入り方が異なり、同じように下のほうが肥沃になっているが、こちらは下側でも所々入っていない所もあり、まだら模様である。

 ジャガイモの収量は、元肥を入れなかったことにより、この土地の肥沃度に芋の大きさと数が比例している。
 この結果により、肥沃なところは追肥だけでよいが、そうでない上のほうは元肥をしっかりやらないと上手く出来ないようだ。
 それと今年は株と株の間を50センチとしてみたが、芋の付き方を見ると40センチから30センチでもよいようだ。
 また、畝幅も90センチ程度にしていたが、この幅では2列植えても良かった。
 
 肥料の有無と生育の関係は、蕎麦でも顕著であった。
 ジャガイモの醗酵鶏糞が入っている所にも実生の蕎麦があったが、これは見事に分けつが旺盛で背が高く種の付きも大変良く収量も増え、肥料成分が確かに効いているようだ。
 一般的に蕎麦は肥料があると良くないといわれているが、この結果を見ると、ある程度の肥料が必要のようだ。
 ただし、背が高く分けつが多いと、極めて倒伏しやすくなり、倒伏の時期にもよるが収量は逆に大幅減少する。
 強い風が吹いたり、大雨で葉や花等の先端部分に水分を含んで重くなると、茎から折れたり、根ごとひっくり返ったりするため、その対策が必要である。

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8月16日(土)

天候

 曇り後雨 9時30分 現在 23.6度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 30.4度/23.05度

生活

買い物に原町に行く

 雨で作業が出来ないため、小芋を届けるのと直売所に出している芋のチェックと追加を行ないながら、原町に行く。
 この前眼鏡のフレームをたまたま交換したが、レンズにも多量の傷があり見えにくくなっていたので、レンズを交換した。
 今までのレンズは近眼のみで、近くを見るときには邪魔なので外して近くに置くため、レンズに傷が絶えなかった。
 そのため、今回遠近両用に変更してみた。
 一週間後に出来てきるので、手元の見え方が楽しみである。

農業

下畑に蕎麦を3畝まで蒔いた

 蕎麦の種蒔きは、いつもはコンバインの刈り取りロスから、多量の実がこぼれて畑にばら撒かれ、それが発芽してくるため、改めて蒔く必要はなかった。
 今回、多くこぼれたところと少ないところの差が顕著に出ているので、少ないところに追加で種を蒔いた。
 また、猪が掘りまくった所にも念のため蒔いた。
 その後はうならないといけないが、雨が降ってきて出来なかった。

 夕方蒔いたところを見たら、鳩が群れをなしてきていた。
 大分食べられたようだ。 
 これは上東畑であるが、下畑の状況も同じ
 まだらの部分は、追加で種を蒔く予定。
 画面の丸いものは、フラッシュの光が雨粒に当たったもの。

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8月17日(日)

天候

 雨 8時35分 現在 18.1度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 23.9度/17.0度
 昨日の夜から朝にかけて大変寒く、長袖を来た。
 最低気温17度は7月中旬にもあったが、8月でははじめてである。

農業

イータテベーク研究会の会合に出席

 イータテベーク研究会の会合に出席し、いいたてベークとカボチャの雪んこの販売方法などを話し合った。
 いろいろ話が出て思いのほか時間が過ぎ、夜遅くに解散した。
 帰り道、走るのに難儀するほどの深い霧が出ていて、ゆっくり帰ってきた。

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8月18日(月)

天候

 曇り時々晴れ、夕方から曇り 7時30分 現在 18.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.4度/16.0度
 昨日の夜から朝にかけて大変寒く、長袖を来た。
 昨日も大変寒い一日であったが、夜から今日の朝にかけて最低気温は16度で、この夏一番の低温ではないか。

農業

ここのコメリに買い物に行く

 醗酵鶏糞がそろそろなくなりかけているので、10袋買ってきた。
 以前のものとは多少異なっていて、窒素分がカリより多いものであった。

ジャガイモ畑の草取り

 いよいよ雑草に花が咲き出しているため、出来るだけ取り除きたいので、雑草取りを行なった。
 大げさに言うとジャングルみたいに雑草が繁茂しているので、大変手間が掛かる仕事で、少ししか出来なかった。
 刈り払い機で上だけ切る方法もあるので、今後どのように処理するか検討したい。

15日にマルチを取ったスイートコーンの畝に追肥した

 醗酵鶏糞(9日の写真にあるもの)1.5袋を畝の真中に撒いた。
 たのスイートコーンの畝に撒いたのよりは少し厚めにした。
 これは、この畑の土質が下から上へ肥料気が薄くなるためで、今回追肥した畝はスイートコーンの畝では一番上方に当たるためである。

カボチャに追肥した

 いいたてベーク研究会の育成作物の雪ん子というカボチャを今年初めて育てているが、元肥無しのところに種蒔きしたので、地力の程度で生育に大きな差が出てしまったため、コメリから購入した醗酵鶏糞0.5袋を株の周りに草取りしながら撒いた。
 地力は、雑草の生育状況を見るとわかる。雑草もポヤポヤとしか生育していないところと、盛大に繁茂している所があり、作物の出来もそれに比例している。
 
 今回使用した醗酵鶏糞は、以前のものとは異なり、サラサラしたもので、使いやすかった。
 後日、まだあれば追加で購入したい。

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8月19日(火)

天候

 曇り後雨、時折豪雨、夕方曇り時々小雨 昨日の夜から夕方まで風少し有り 6時50分 現在 22.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 23.9度/18.0度
 不安定な天候で、まるで梅雨の末期のようだ。

今日の写真

 7時バルコニーからの南南西
 雲が厚く掛かっている。
 この後雲が低く降りてきて豪雨となった。 
 一番左に上東畑の蕎麦の状況が写っている
 まだら模様で、薄いところに早く追加で種を播かないといけないのだが、天候不順で出来ない。
 小豆色のものがアマランサスで、実が少しついてきている

農業

スイートコーンの一部が倒伏していた

 昨日の夜から少し風があったが、そんなに強くなかったのにもかかわらず、スイートコーンに倒伏が出てしまった。
 本当に強い風であれば、玄関前に設置しているタープがバサバサと音がして、これを安全のため巻かないといけないのだが、今回はそんな状態ではなかったのに、一番若い畝が一番ひどく50本以上、その他の畝は数本から十数本倒れていた。
 根元から倒れたり虫害があった茎の部分から折れていた。
 トンネル用のグラスファイバーの捧と杭で支柱を立てて、ハウスバンドでそれぞれを連結して、そのハウスバンドにスイートコーンを一本一本留めていった。
 一列留めたら暗くなってきて、虫がひどくかつ手元が見えなくなったので、残りは明日以降に行なうことにして、おしまいにした。

 一番若い畝がひどく倒伏していたのは、マルチを取るタイミングが遅く、そのため追肥のタイミングも遅くなってしまい、それにこの日照不足が重なって、根の張りが弱かったためのようだ。
 いずれにせよ、トップヘビーのスイートコーンには、何らかの風対策は必要で、最近播いた畝には、初めからグラスファイバーの捧を固定しておくことにした。

スイートコーンの第三ロット分を収穫した

 天候が悪いせいか、虫の端境期に当たってきたのか、20本程度収穫して、あまり虫食いが無くきれいなものが10本弱取れた。
 朝取りではなく夕方収穫したものなので、これを冷凍した。
 半端なものや虫食いを茹でて食べたら、この夏の日照不足にも係わらず、結構甘くおいしかった。

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8月20日(水)

天候

 晴れ、20時ぐらいから雨 9時現在 24.2度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.4度/19.0度
 朝方は秋晴れのような空であったが、夜には結構激しい雨が降った。

今日の写真

9時 バルコニーからの南南西
 久しぶりに良く晴れたが、もう秋のような雲だった。
 アマランサス
 2メーター近く成長した。
 最近花を見るまで気が付かなかったが、アマランサスは、この畑に沢山あって邪魔で邪魔でしようがないイヌビユの仲間であった。
 イヌビユとアマランサスの相違点は後者の茎や葉は赤いと言う点で、他はかなりよく似ているようだ。 
 アマランサスの花
 キビの穂
 キビの穂に少し実がついてきた

生活

移住者のS氏、奥様の訪問

 数日前某所で立ち話をしたが、今日訪ねてきてくれた。
 久しぶりにいろいろな話が出来て、大変楽しかった。
 移住者同士の情報交換は、地元の人との話もためになる事が多いが、それとはちょっと異なった移住者としての見方もあり、いろいろ話が出来ることは、互いに役に立ったり、息抜きになったりして、これもまた非常に大切なことと思っている。

 この話の中で稲刈りはバインダーで行なっているとの事で、藁があれば納豆を作るために欲しいと言ったら、ありがたいことに、早速持ってきていただいた。

久しぶりに孫に水遊びをさせた

 久しぶりに晴れて気温が上がったので、外でビニールプールに水を入れて、遊ばせた。
 喜々として遊んでいた。
 昨年は、この時期大変暑かったのだが、一転して今年は曇りや雨続きで肌寒く冷夏のようだ。
 ここに定住してから3年過ぎるが、一年として、以前と同じ気候は無く、大幅に毎年気候動向が異なっていて、天候まかせの百姓は本当に大変である。 

農業

スイートコーンの倒伏防止作業を昨日に続けて行なった

 昨日は時間切れで全部出来なかったので、今日、必要なところに補強をした。
 それと平行して不要になった雄穂を切り取った。これで多少風当たりが弱くなるのでは。

上畑のジャガイモの畝や使用していなかった部分の雑草を刈った

 ここの繁茂した雑草は、今までは手で引っこ抜いて、ワルナスビなどを選別して、もらってきた肥料袋にいれて、種がこぼれないようにしていたが、あまりにも時間が掛かるので、刈り払い機で刈り倒して、トラクターにつけたキャリアに積んで畑の外に移すことにしたものである。
 今まで天気が悪く刈り払いが出来ずにいたが、今日、久しぶりに晴れたので、その作業を行い、ほぼ、雑草を刈り倒した。
 このまま晴れていると、刈り倒した雑草の水分が飛んで軽くなり、運ぶに都合が良かったのだが、あいにく、又雨になってしまった。
 少しこのまま畑に放置せざるを得ない。このままでは、せっかく刈り取った雑草から種が多量に落ちないか心配である。
 本当にままならない昨今の天候だ。

 スイートコーン側(下)からの刈る前のジャガイモ畑
 
刈り倒した後のジャガイモの畝
 未使用畑の刈り倒した後

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8月21日(木)

天候

 曇りのち雨 9時20分現在 19.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 29.1度/18.5度
 朝方曇っていたがすぐ雨が降り出した。 

生活

川俣に買い物に行く

 直売所にジャガイモを出してから、雨で作業が出来ないので、川俣に買い物に行く。 

農業

スイートコーンを収穫

 夕方から、明日も天候が悪いとの予報で、スイートコーンを急いで収穫した。
 70本弱取って、虫害が無いものとほんの少しあったものが41本で、約6割で、まずまずの出来であった。
 ただ、悪天が続いていたため、昨年に比べると甘さの乗りはあまりよく無いようだ。
 良品を明日出荷するため、整形して冷蔵庫に入れた。 

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8月22日(金)

天候

 雨後曇り 6時30分現在 15.2度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.4度/15.0度
 気温もこの夏では最低で、降る雨はもう秋雨のようだ。

今日の写真

 6時42分 バルコニーからの南南西
 今日も厚い雲が掛かっている。 
 家内の実家から送ってきた赤漬け
 日テレ系の「秘密の県民ショー」で、秋田県ではご飯でご飯を食べると話題になったとのこと。
 ご飯はもち米、赤色は赤ジソで、甘酸っぱく味付けされている。 

生活

ひょっこり岩手からA氏が様子見に来てくれた

 夕方、見慣れない車が来たと見ていたら、A氏であった。
 元気そうでいつもの飄々とした雰囲気も変わっていなかった。
 情報交換の後、暗くなり始めたので、もっと南下するとの事もあり、急いで出発された。

農業

スイートコーンを直売所に始めて出した

 スイートコーンは価格の決め方や販売方法が難しく、販売することに少し躊躇していたが、今回始めて出してみた。
 2本一組にして、5組を保冷剤を詰めた籠に入れ、ポップと試食用をつけて、朝に直売所に持っていった。
 価格を少し高めに設定しているので、多分売れない可能性が高いが、まあ、テスト販売みたいなものである。

今年のスイートコーンについて

 今年のスイートコーンは「ゴールドラッシュ」と言う品種で、少し収穫時期を逃すと急激に味が落ちるようだと感じていたら、とある資料にもそう書いてあるのを見つけた。
 それに加えて、初めて作ったためか、一本一本の甘さにかなりのばらつきがあり、この天候でもかなり甘いのがあったり、ほとんど裏成りのようなものもある。
 これを見かけでは判断がつかず、種はまだ残っていて来年このまま使用するつもりであったが、どうしようか思案している。
 
 ただ、今抑制栽培の「オヒサマコーン7」も今植えているので、取れるかどうか判らないが、この結果を含めて検討したい。

 なお、ゴールドラッシュは上記の老化が進みやすい特性に対して、逆に若干若くても、実の充実度は少し無いが、味は適正時期に収穫したものとほとんど変わらないと言う、今まで経験したことがない面白い特性があった。

スイートコーンを真空パックするとの事で加工所に卸した

 コーンの真空パック加工は、村内の人にお願いしてやってもらった。
 生のまま真空にして、その後殺菌調理のため過熱するため、試しに作ったものを試食したが、甘味が凝縮されていて大変おいしかった。
 ただ、加熱すると真空を保つのが難しく、色々試行錯誤してみるとの事であった。  

スイートコーンの畑に又狸が侵入して、今回は1本だけ押し倒して食べていた

 しばらくこないので少し安心していたら、やっぱり網を噛み切って入っていた。
 ハクビシンかタヌキか姿を見ていないのでわからなかったが、地元の詳しい人に聞いたら、ハクビシンは網などを切らないので、狸に間違いないと言っていた。
 今度は、裾の部分を1メーター弱切っていた。この部分は、かなりきつく地面に止めているため、入るためにはこの程度切り取る必要があり、さすが敵も必死である。
 ここを又グラスファイバーの捧で留めるので、どうするか様子見である。

 狸の足跡
 これを見ると複数入っているようだ。
 噛み切り防止用のグラスファイバーの捧

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8月23日(土)

天候

 朝方曇り後一日小雨(霧雨) 6時30分現在 15.2度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 16.9度/13.9度
 最高、最低気温は昨日よりさらに下がり、この夏ではもっとも低い最高、最低気温であった。

生活

直売所によってから原町に買い物に行く

 今回は原町に眼鏡を取りに行くのだが、今日も直売所にジャガイモを出す事と、昨日販売したスイートコーンの売れ残りを下げるためによった。
 スイートコーンは、売れないだろうと言う予想に反して、3袋売れていた。
 もう少し日照があれば甘味が増してよりいっそうおいしい物を食べていただけるのだが、今のところ、そこそこの甘さしかないのが残念である。

 ジャガイモはまったく売れていない。
 ここら辺の人は自分でジャガイモを作っている人が多い事と、昔から農薬を使ってきているため農薬の使用にも抵抗感が無いことが、無農薬で有機栽培と肥料無しの付加価値が適正に評価されない原因だろうとの分析を多くの人から聞いた。
 秋になれば、貯蔵しているジャガイモがなくなる時期なので、少しは売れるのではないかと期待して、それまで適正に貯蔵する必要がある。

 チャイムが壊れたようなので、その代替品も購入した。
 今までは、ワイヤレスのチャイムであったが、時々しかならなくなったので、不便を大変感じでいた。
 今度は、有線の一番安いものを購入した。
 これはチャイムとメロディーが鳴る物で、テストのためボタンと本体を繋いで音を出していたら、孫が面白がっておもちゃにして遊んでいて、大変五月蝿かった。

農業

ジャガイモを入れた籠を載せる棚を作った

 地べたに直接ジャガイモを入れた籠を置いて保存しておくと、いくら下にビニールを敷いていても、結露や湿気が上がってくる。
 そのため、今回ひとつ棚を作り、それに乗せてみた。これには1割ぐらいの籠しかあがらないので、続いて作る必要があり、今回のものを改良して造ることにしている。
 湿気が多いこのごろで、これでちゃんと保存できるとよいのだが。

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8月24日(日)

天候

 一日雨、時折小雨 8時15分現在 18.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 18.0度/14.0度
 朝晩ずいぶん気温が下がって寒いので、本気でストーブを焚くことを考えている昨今である。

生活

午後、同郷のW氏が奥様と久しぶりに見えられた

 天候が悪く雨続きで道が雨水により壊されているため、通行には支障は無いが、車は奥様が運転してくるので、万が一のことを考えて、通れる部分が狭くなっているところに、流された砂利や砂を回収し運び上げてそこに埋め、道幅の目印をつけた。
 午後、来られて、しばらく、お互いの近況や孫のことで話が弾み、あっという間に時間が進み、夕方お帰りになった。
 秋田から移住してきた身には、ここ福島に友達がいるということは、大変心強いことである。

農業

蕎麦畑にしている上東畑のまだ発芽していない部分に蕎麦の種を播いた

 雨が小ぶりになった合間に、隙間がある部分に始め蕎麦殻を播き、その部分や殻が足りなくなって無いところにも蕎麦の種を播いた。
 畑に水分がありロータリーを掛けれないので、表面に蕎麦の種が露出して、鳩や雀等の餌になってしまうため、殻も一緒に播いてカモフラージュする作戦である。
 敵の目をこれでごまかせると万歳なのであるが。

蕎麦を以前ジャガイモを植えていた南端に播いた

 このままでは雑草だらけになるので、この部分に蕎麦の種を播き、ここは少ししかないので足で土を被せた。

スイートコーンに倒伏している株がまだあって、今日何本か支えを立てて直した

 倒伏して少し日が経っていたため、もう茎が倒れたままで上のほうに曲がっていて、直立させると逆に横を向いてしまうものが多い。
 支えの棒が足りなくなって、全部修正できず、後はケセラセラまたは運天(運を天に任せる)である。

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8月25日(月)

天候

 一日雨 7時05分現在 18.9度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.8度/18.0度
 どこにこんなに雨の元があるのだろうと思うくらい雨が続いている。 

農業

突然、視察研修に行く

 6時過ぎに研究会の会長から電話があり、「今日いわき市の直売所の視察研修があるが、行けなくなった人がいるのでそのかわりに行きませんか」とのお誘いで、今日も雨、ジャガイモの棚を作らなければいけない用事もあるにはあったが、ずうっとこの天候で気がめいっていたので、内容も良くわからないままに、村の直売所関係者(これに私が含まれる)、役場の担当者と一緒に参加した。
 道中わかった研修の趣旨は、この阿武隈地域振興を図る機関があり、そこでこの地域の直売所の連携を重点課題として事業を展開してきていて、その一環として、いわき市にアンテナショップを作る構想を策定したため、市の当該する場所や直売所を視察に行くとの事であった。

 見学したしたいわき市の直売所は、農産物の品揃えが充分でなく、主体が加工食品の様であった。

 又、いわき市で直売のイベントを行なうとの事で、その場所も視察した。
 さすが観光客が260万人も来るところなので、それ向けにしゃれたお店が並んでいた。

 この視察の中で、都市と農村の交流事業の話も出て、10月18日に浪江町島津地区と川内村で農村体験事業を味噌つくりを主体に一泊二日の日程で行なうとの事であった。
 この打ち合わせで、チェーンソーを使用した体験学習などには対人と対物の保険が利かないということを始めて知った。

 往復のバスなどの中で、村の人などから、様々な話が聞けて、これから農産物を販売していく上で大変参考になった。

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8月26日(火)

天候

 一日雨後曇り 7時40分現在 18.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.9度/17.5度
 午後、本当に久しぶりに少し日が差したが、又すぐ曇ってしまい、夜には小雨となった。

農業

ジャガイモの棚を作り、格納した

 今日は一日掛かって、棚を3個作った。
 
 それに、収穫箱としては通常の大きさのものに入っているジャガイモを百均から購入したA4サイズの籠に分けて入れて、この棚に収めた。
 昨年、通常の大きさの収穫箱に保存していたら、ジャガイモ同士の圧力によるものか、接しているところが光も当たらないのに緑色に変化していたことがあって、今年は小分けして様子を見ている。

 4段に詰めるように作った
 籠は、中にA4の紙が入るサイズである。
 ジャガイモをいっぱい詰めると、約7キロから8キロになる。
 それに、遮光ネットを被せている
 シートなどでは風を通さないので好くないため、これを二枚重ね等にして遮光している。
 この前に、扇風機を置いていて、常時風を送っている。

ジャガイモの保存について

 収穫したジャガイモは時々点検すると同時に、底の物と上のものの位置を交換する必要がある。
 点検は、腐っているものがたまにあって、その原因の一つに種芋が混じっているときがあり、これはすぐ腐ってしまうので、早急に排除しないと、その周りの芋までが道連れになる。
 そのほか、虫に食われたりネズミにかじられたり、掘るときにシャベルなどで傷がついたものも腐りやすいので、発見しだい排除している。

 なお、種芋は、通常は一つを数個に切って使用し、収穫時期には皮だけになって中身は消滅するか腐っている。
 しかし、小さいため切らずに使用したものの中で、たまに、どうしてそうなのか判らないが、植え付けたときそのままの状態の種芋があり、色は多少黒くなっているので見分けがつくものの、それを間違って収穫してしまう時がある。 

いいたてベークやカボチャの雪ん子の加工食品の検討をした

 19時から21過ぎまで、某所で研究会の人とこれらの特産物を広めるため、加工品のバリエーションを増やす必要があり、色々なことを検討し、それに基づいて試作品を家内が作ることにした。
 なかなか難しい注文で、完成までには時間が掛かるのではないか。

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8月27日(水)

天候

 晴れ後曇り 7時40分現在 18.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 20.4度/17.0度
 ここしばらく、気温が20度と17度の3度の範囲にあり、恒温槽に入っているようだ。

今日の写真

 6時9分 バルコニーからの南南西側
 もやっとしているのは深い霧で、この後晴れた。
 2メーター以上に伸びたアマランサス
 アマランサスの花
 黄色い粉上のものが花のようだ。
 始めて栽培するので、よくわからない。
 キビ
 これも2メーター以上になった。
 キビの穂

農業

ジャガイモの収穫

 久しぶりに晴れたので、土が少し乾くのを待って残っていたジャガイモを収穫した。
 掘ったら、土の中はまだ水分があり、ジャガイモもずいぶん湿っていたと言うより水を被っていたというほうが正確。
 雨がかなり続いたので、昨年のように、土の中で腐っていないか気をもんでいたが、地上部は在り処もわからないくらい枯れているのにも係わらず、腐っていた芋は1個だけで、それもネズミの食べた後の傷のためで、結果的には大丈夫であった。
 今年は元肥をいれずに追肥だけで作ったのが幸いしているのではないか。
 
 キタアカリは、今回で今年分全部を収穫した。
 今年は色々あって、大変心配したものの、収量は昨年より少なかったが、そこそこ取れて、一安心である。

 今回収穫分の一部を洗って、乾燥させた。
 それは、収穫した芋の中に種芋と密着して生育したため、種芋の腐って物がそのまま付着しているものが結構あった。
 手でこすったくらいでは完全にその付着物が落ちず、それが腐りの原因の一つにもなったと思われたからで、この水洗いをしたことによる腐りと、せずに付着物による汚染によって腐るケースとどちらが多いか、今後調査していく。
 何れ、今回の収穫した芋自体は水に濡れていたので、そのままにしても洗っても結果的には、水洗いの影響は無いと考えられる。  

 草の中にうずもれていたため、どこか判り難い所や未発芽で無い所もあり、掘り出しは結構大変であった。
 この状態は、畝に被っていた雑草を取り除いて掘った後で、元は畝がどこかも判りにくい程であった。
 水洗いすることの利点の一つは傷が良くわかるということである
 今までは傷があると全部はねていたが、芋本体までの傷か表皮だけの傷かが判別つくので、出荷するときの参考となる。
 ただ、この水洗いした芋の出荷は、現段階では考えていない。
 調理する以前に芋を水洗いすることへの抵抗感がかなりあるように思うからである。

イータテベークの試食

 イータテベークはまだ花が咲いているものの、植えてからずいぶん経つので芋が育っているか試掘した。
 根が大変張っていて芋までたどり着くのに苦労したが、探っていたら小ぶりなもの一個取れてきたので、電子レンジでチンして食べてみた。
 ジャガイモにしては今まで食べたことが無いような甘さで、驚いた。
 冷めると硬くなるとの事であったので、一部をそのままにしておき、翌日の朝に食べてみたが、硬いと言うほどでもなく、普通に食べられたし、加熱した直後とは異なって栗の粉のような食感であった。
 今回食べたものは、通常のジャガイモで言う新ジャガ状態であったのかもしれないので、正しい収穫時期にとった物を今度は食べてみたい。

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8月28日(木)

天候

 曇り後雨 6時20分現在 20.8度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 25.9度/17.0度
 昨日は久しぶりに最高気温が25度を越えた。

今日の写真

 6時23分 バルコニーからの南南西
 天気は崩れるとの予報だったが、朝方雲が多いものの晴れていた。
 だんだん矢岳山が雲に隠れて、そのうち大粒の雨が降ってきた。

生活

原町に買い物に行く

 雨で作業が出来ないので、直売所にジャガイモを出荷し、その足で原町に行く。
 子供服などを購入して帰宅した。

農業

ジャガイモの保存

 ビニールハウスに保存しているジャガイモが汗をかいていた。昨日の日中温度が上がり、夜冷えたためか。
 慌てて、朝方の天気のよいときに広げて乾かした。
 小さい籠とはいえ、上と下ではその濡れ方に差があり、今日育苗箱を購入してきたので、それに広げて乾かすつもり。
 ジャガイモの保存は大変難しい。

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8月29日(金)

天候

 雨後曇り、夕方から雨 7時50分現在 22.0度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 27.1度/20.8度
 昨日の夕方から夜に掛けて気温が上がったようで、蒸し暑かった。
 早朝、雷と共に大雨が降った。

生活

お花を沢山いただいた

 ご近所の方に、この村の特産品のトルコ桔梗の切花を沢山いただいた。

孫の誕生祝い

 今日、少し早いが孫の一歳の誕生日のお祝いと何と呼ぶか判らないが、餅を背負わせて歩かせると言う儀式を行なった。
 このタイミングで、お花をいただいたので、お祝いの席に文字道理花を飾ることが出来て、ありがたかった。
 
 餅の儀式について以前聞いた福島市近辺の風習では、一歳までに歩いた子供だけに行なうもので、且つ、万が一背負わせたとき転ばないと、わざと転ばすのだそうだ。
 話した人も無理に転ばす意味かわからないようだったが、秋田ではこのような風習は無かったと思うので、何か釈然としないものがある。

農業

蕎麦にトミを掛けた

 久しぶりに雨が上がったので、収穫し、ビニールハウスの中に吊るして乾燥させていた夏蕎麦を粉などに加工するために、その第一段階としてトミをかけた。
 この雨続きの天候で、一部の蕎麦に取り除いていなかった雑草の種がカビていて、かび臭くなっているものがあった。
 トミを掛けながら、その雑物を取り除き、磨く機械が無いので、手で米を研ぐようにして研いたら、ほとんど臭いはなくなった。
 蕎麦そのものはカビていないため、粉にする行程の中で機械による研きがあるので、問題ないだろう。
 
 下畑の蕎麦の一部に雑物を全部取り除いていないものがありったため、この現象となったものであるが、取り除いたものや、上東畑の蕎麦には雑物があまり入っていないため、大丈夫であった。
 
 夏蕎麦を自然乾燥するのは、特に今年の天候では無理があったのかもしれない。

 この作業をしていたら、又、矢岳山が雲に覆われてきて、天候が怪しくなり、途中で中止したので10キロ程度しかできなかった。

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8月30日(土)

天候

 雨後曇り、夕方から又雨 5時47分現在 21.3度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 28.4度/21.0度
 今日も昨日の深夜から早朝に掛けて、雷と共に大雨が降った。

生活

雷と大雨

 昨日の夜から今日の早朝に掛けて、大変大きな雷と共に大雨が降った。
 昨日も今日と同じような時刻に同じように雷と雨が降ったが、今回のほうがひどかった。
 厚く雲が掛かっていて、その上で稲光が数秒間隔で光っているのにまったく雷の音がしないのは、何か不思議な感覚である。
 そのうち、音が聞こえるようになり、だんだん大きくなり、ついには地面が震えるような大音響で家が振動した。
 それに伴って、大雨が降った。
 
 ずいぶん続いていたが、そのうちこのうるさい中でも寝れるもので、何時おさまったかわからない。
 
 昨年もこのようなひどい雷と大雨が数晩続いて、とどめは一晩続いた停電であったが、それは入梅明けの現象で、今年はどうしてこの時期か、これも異常気象の一つか。
 ただ、今年は停電が無いだけましか。

 昨日の大雨で道路がえぐれて、ずいぶん深い溝が出来ていたが、この雨でそれが一段と深くなった。
 そろそろ本格的に補修する必要がある。

市販のコンポストの替わりを作った

 コンポストが満杯なので、新しいものが欲しいと、神さんから言われていたが、単なるバケツ状のもののそこを抜いただけに5千円とか6千円払うのが不思議で、購入する気にならないでいた。
 最初に購入したコンポストは、その近くでバックホーで工事をしたとき、さすがバケットでは壊さなかったが、何気に旋回したときあたって壊してしまった。
 そのため、小ぶりのものを購入したが、すぐ満杯になった。

 今日、雨が降りそうで降らない天候で、これでは蕎麦にトミを掛けれないため、コンポストの替わりになるものを合板で作った。
 それに塗装して、明日時間があれば、継ぎ目にシリコンシーラントを入れ、これで完成である。

 なお、材木は外で使用するときは出来るだけ塗装したほうが良い。
 塗装しない場合に比べて劣化の進行度合いが抑えられて、持ちがぜんぜん違うためである。
 この場合の塗装は、安いものでよく、塗装スプレー缶を安売りしているときに購入しておいて、使用することにしている。
 したがって、我家ではその時々で安いものを購入しているため、この黄色や白、黄緑、ダイダイなどに塗られたものがあり、統一感は無い。

 高さ910ミリ、横幅約450ミリ、奥行き約400ミリ
 本当はコンパネなどの防水材が良いが、今回は在庫があった構造用合板(針葉樹合板)の表面にヤニがいっぱい出ているものを使用した。 

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8月31日(日)

天候

 雨 5時40分現在 21.1度
 昨日の調査時刻から現在時刻までの最高/最低気温 24.9度/21.0度
 今日も昨夜から早朝に掛けて、かなり激しい雨が降った。

今日の写真

 バルコニーからの南側
 相変わらず今日も曇天で、いいかげんにしないかと叫びたい気分である。

生活

娘と孫が帰った

 昨日帰る予定であったが、関東のほうで雨がひどく電車が止まるかもしれないと言うことで、今日になった。
 午前中に新幹線の駅まで送っていった。
 買い物をして夕方帰ってきた。 


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