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田舎暮らし日記

2009年2月6日(金)


天候

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今日の写真

8時09分 バルコニーから南西を望む 
  自宅に上がっていく村道の西側の道路から撮影したコミセン
 待ち合わせに少し時間があったので、この道路を少し上がってみた。
  その道路からの矢岳山
 矢岳山への踏み後程度の登山道は、この舗装道が左に曲がるところをそこから真っ直ぐ山に向かって分岐している細い砂利道を登っていくと、藪にはなっているがあるそうだ。
 私は、雪のあるときにここを登ったことがあるだけで、それ以外はどうなつているか判らない。

農業

農林事務所などが主催したアグリビジネス元気セミナーに出席

加工所のW氏に乗せていってもらい、原町の駅前のホテルで開催されたセミナーに出席した。
 講師の講演と、農家の皆さんが開発した食品と調理師がこの地方の農産物を食材として使用した食品の試食会であった。
 お昼に沢山提供されていたこれらの食品を一品ずつ戴き試食した。
 農家の皆さんが作ったものは、直売所などですでに販売されているものが大部分で、それなりに美味しかった。
 プロの調理師が作ったものにかなり期待していたが、食材の特質を生かした加工、調理が少なくがっかりした。
 特に、飯舘村特産のカボチャ雪っ娘を使用したものは、いつも家内が作っているものとはかなりかけ離れていて、これがこの食材の味だと誤解されると大変なので、主催者側に、家内の作ったカボチャ入りの食パンとシフォンケーキを月曜日に持っていってもらい、試食してもらうことに話をつけた。
 今回提供した食材を生産した農家もいたが、この結果にがっかりしていた。
 一部の調理師さんに話を聞いたら、その食材の特質やそれにあった加工方法の連絡がまったく無く、通常の食材として調理、加工していたようだ。
 これらの結果から、特産品などは一次加工した食材、例えば、ペーストにして真空包装し冷凍したものを提供したほうが良いのではないかと思った。 

カボチャ「雪っ娘」を練りこんだ食パン
 カボチャの量が少なく、黄色が上手く出ていない上に、多分生イーストを使用しているようで、これがあっていないような感じがした。
 家内の販売しているこのカボチャ入り食パンとは、大きな違いがあった。
  米粉のシフォンケーキ
 米粉の製粉状態が良くなかったようだった。
 もっと細かく製粉しないと、ケーキやパン類は厳しいようで、調理師の人たちも、この地方で超微紛に製粉できる米粉製粉機が欲しいと口々に話していた。
  試食できた食品群
 甘いもの、塩辛いものなど様々で、美味しいものもあったが、このような食べ方は普段はしないので、なかなか大変であった。
  試食風景
 最後にはこの会場がほぼ満杯となるぐらいの参加者で、かなりの盛況であった。

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