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2009年12月06日(日) |
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7時42分 バルコニーからの南側 |
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南南西方向 久しぶりの秋晴れであった。 |
飯舘村の直売所もりの駅「まごころ」で、イータテベイクじゃがいも研究会の「いいたて雪っ娘」カボチャ部門の芽揃え会を行った。
芽揃え会は、名前の由来と合っているか定かではないが、出来た農産物の品評会である。
方法は、各自取れたカボチャを半分に割って、一つは一口大に切って蒸して、もう一つはそのままで展示し、蒸したものは試食してもらい、生はその果肉の色や種の形状を審査するもの。
それと、今回もこのカボチャを使用した加工品なども展示して、これも試食してもらった。
カボチャは、10品ほど展示し、直売所を訪れたお客さんも一緒に審査に加わっていただき、その品質をチェックしてもらった。同一品種でも畑や生産方法が異なると味や食感にずいぶん差が出るもので、皆さん驚いていた。
私の出したものは幸い評判がよく、点数的にはかなり高かった。
後で思ったのは、蒸し方も食感に大きく影響を与えた可能性が高く、家内の蒸し方がこのカボチャ本来のぽくぽくした食感を生んだようだ。
芽揃え会は今年で2回目であるが、今回も好評で、このような地道なPRの効果がじわじわ効いて、このカボチャの知名度が上がってきているのは生産農家としては大変うれしい事である。カボチャのブランドとして広く認知されるのはもう一歩で、心を引き締めてより良いものを生産したい。
このときは、試食だけでなく生のカボチャも販売したが、私のものの試食がおいしかったためか、指名買いしていただいた。
しかし、カボチャとスイカは切ってみないと判らないと言われているものなので、はたして私の丸のままのカボチャが試食のものと全部同じかと言われると微妙、指名買いしてもらうこともうれしいのだが何か複雑な心境であった。
丸のままではその味がわからないということもあって、せめてカットカボチャだけは全部、カットした後に少しへずって自分で電子レンジでチンして食べてみて、良いものだけを出荷している。
この作業の中で、電子レンジでチンするのが面倒で、生のままで味を判別できないか実験で、生と加熱を食べ比べたが、熱を加えたときの味と生のカボチャの味はかなり異なり、生での判別はあえなく没。
ただ、このとき、このカボチャは生でもそれなりの味と食感で食べられるので、細切りにしてサラダとかはどうかと考えている。
芽揃え会 |
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試食状況この様に皿に分けたカボチャを試食してもらい、番号ごとに色、食味、食感を評価してもらう。 |
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試食状況-2 |
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