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飯舘村田舎暮らし日記

2010年03月07日 (日)


天候

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今日の写真

6時22分 バルコニーからの南側
小麦畑

生活

M氏からここの行政区のK氏宅が火災に会ったとの連絡があり、お見舞いに行く

加入している組の人ではないが、いつもお世話になっている人のため、お見舞いに行く。

私も、昨日の22時過ぎ、消防車のようなサイレンが遠くで鳴っていたのを聞いていたが、その1台しか聞こえなかったので、たいした火事ではないとそのまま寝てしまった。

行ってみると、M氏はすでに来ていた。ボヤか何かと思いながら行ったのだが、大変驚いたことに全焼で、消防署、警察等が出火原因の調査をしている最中であった。

消防車は十数台駆けつけたとの事で、それが家の近くを通らなかったため、こんなに大事とは思わなかった。ただ、幸いなことに人身事故は無かったとのことでほっとした。

K氏にお見舞いをいい、しばらくそこに待機していた。区長さんやここの組の人が大勢詰めていて、ここの主が消防などの原因調査の立会いしていたため、その替わりに、お見舞い客の接待や当座の生活のための準備を手際よく進めていた。明日には組の人が総出で片付けるのだそうだ。

これが田舎の良さであり、困ったときはお互い様という相互扶助の見事さである。

現場検証が終わり、関係者が引き上げた後、周りの人に聞いたら、炬燵火の不始末ではないかとの事であった。

飯舘村の古い家では、今では石油ストーブなどもあるが、以前は炬燵しかなかったようだ。したがって、このような家には必ず炭の掘りごたつがあり、今でも使用しているところが多い。

ここの家は立派な炭焼き釜を持っていて、出荷できないような半端な炭は自家用にするとの事で、聞くところによると、これが全部ではないが中には結構パチパチとはぜるものがあるのだそうだ。

確かに、待機しているわれわれの足元にも暖房用にドラム缶を切った物に炭が山積みにカンカン熾っていたが、この中にもパチパチとはぜている炭があった。

炊き出しの準備の中、午後から用事があったので、M氏と一緒にその場を引き揚げた。

ここに移住して5年しかたたないが、秋田ではたぶんほとんど経験することが無いような様々な事柄をこの短期間で体験した。田舎は何も無いと思っているととんでもない勘違いだったりする。

原町に買い物に行く

孫の洋服などの買い物に行ったついでに、青色申告のためのソフトを家電量販店2店で調べたが、一般個人事業のものはかなりの種類あったのに、この農業地帯で農業用の物は見事に一つも無かった。今申告の時期なので 農業用は全部売れてしまい、それ以外しか残っていないのかもしれないが、それにしてもまったく無いとは大変意外であった。

農業

ビニールハウスの雪下ろし

かなり湿った雪のため、夕方で2〜3センチの程度の積雪ではあったが、このまま夜間降り積もると危ないので、雪下ろしをした。

特にこの時期に降る雪は湿って重い事が多く要注意で、ちょっと油断するとビニールが裂けたり、パイプが曲がったりする。


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